斜面に配された自然石と池泉。美しいお庭をご覧ください

行基(ぎょうき)開山と伝わる真言宗(しんごんしゅう)の古刹(こさつ)で、山号を躑躅山(つつじさん)といいます。その名の通り清雅な佇(たたず)まいの境内では、毎年4月上旬にツツジが色づき始めます。その後、日本を代表する作庭家・重森三玲による「法林の庭(ほうりんのにわ)」では一面のサツキが見頃を迎えます。境内には「補陀落渡海碑(ふだらくとかいひ)」や「仏足石(ぶっそくせき)」があり、他ではあまり見られないものとして有名です。

伝統行事

1月には、境内の愛宕山(あたごさん)山頂で山伏(やまぶし)による紫燈大護摩供(さいとうおおごまく)が行われます。修験道の護摩焚きで野外において山伏が生木や柴などを積み上げて火を焚き、五穀豊穣(ごこくほうじょう)、風雨順時(ふううじゅんじ)、国家安泰(こっかあんたい)、家内安全等を祈願するものです。その後、まだ熱い炭の上を歩き災難厄除けを祈る「火渡り神事」が行われ、一般の参詣者も参加することができます。

住所 泉南市信達岡中395
電話番号 072-447-8811(泉南市役所プロモーション戦略課)
アクセス 【電車】
JR阪和線「和泉砂川駅」徒歩約20分
【バス】
さわやかバス(南回り)「府立支援学校前」徒歩約15分
備考 駐車場:有り(40台)(無料)

地図