笠山・白山神社の起源

笠山は、大昔からその美しい姿ゆえに人々を引きつけ、信仰の山としてあがめられていました。7世紀後半、修験道(しゅげんどう)の創始者である役小角(えんのおづぬ)〈役行者(えんのぎょうじゃ)〉が孔雀の神呪のまじないを行って加賀(かが)白山権現(はくさんごんげん)を勧請(かんじん)した、または平安時代末期に新義真言宗(しんぎしんごんしゅう)の開祖・覚鑁(かくばん)上人(しょうにん)が開いたとも言われています。山頂には、種河(たねかわ)神社の境外社として白山(はくさん)神社が鎮座(ちんざ)します。

眼下に広がるは茅渟の海

種河神社の境内からは約40分、登山道でもある参道を進むと山頂が見えてきます。頂上からは眼下に広がる茅渟(ちぬ)の海(大阪湾)、和泉平野の絶景、関西国際空港、さらには南に走る和泉山脈の稜線(りょうせん)の美しさと、四方どこから眺(なが)めても素晴らしい景色を楽しむことができます。

初日の出参拝

毎年元旦には、種河神社主催で、「笠山登頂・白山神社参拝」が行われ、山頂から初日の出を拝むことができます。

住所 泉南市新家
電話番号 072-447-8811 (泉南市役所プロモーション戦略課)
アクセス 【電車】
JR阪和線「新家駅」徒歩約60分
【バス】
さわやかバス(砂川A回り)「砂川台団地南」徒歩約30分
備考 駐車場:なし

地図