スポット紹介

里外神社(りげじんじゃ)は、仁徳天皇(在位313-399年)の代に呉服(くれは)大明神を産土神として創立された社です。呉服大明神は、大阪池田市の呉服神社(くれはじんじゃ)に祀られている事でも知られている、呉の国から渡来し日本に機織(はたおり)技術を伝えたとされる織姫で、「機織」の守り神として崇敬されています。

また、境内に残る王餘魚淵(かれいがぶち)には、後鳥羽上皇に献上した「岡田ガレイ」が飼育されていたといわれています。現在のご祭神は素戔嗚尊(スサノオのミコト)です。

後鳥羽上皇の岡田ガレイ

建仁元年(1201年)10月、後鳥羽院が熊野行幸の折、岡田カレイに興味をもたれたので、里外神社境内にある池で飼育していたカレイを捕らえ献上したところ大変喜ばれ、この淵を王餘魚淵(かれいがふち)と名づけられました。その後は行幸のたびに王餘魚淵で飼育したカレイを献上してもらうのが通例になったということです。

住所 〒590-0531 泉南市岡田3-25-1
電話番号 072-483-2384
アクセス 【電車】
南海本線「岡田浦駅」下車 徒歩6分
【バス】
さわやかバス(岡田AB回り)「西信達公民館」 徒歩7分
備考 駐車場:有り(10台)

地図